
PIONEER(パイオニア) 明るいパープルを基調とした衣裳がかわいい。

JVC Victor (ビクター) こちらは、ちょっと大人の雰囲気

JBL(ジェイ・ビー・エル) 言わずと知れたスピーカーの名門。衣裳もスピーカーにちなんで、モノトーンにまとめたが、白のミニスカートが目に眩しい。

申し訳ないが、この燃えるような赤い衣裳は思い出せない。背後にフェラーリがあるようだが・・・・、カーステレオ関係だったかな?

MITSUBISHI(三菱) 南国系のイメージを狙っているのでしょうか。明るい感じがします。

JVC Victor (ビクター) この透けるような衣裳と、濃い口紅が印象的です。ビクターのコンパニオンさんは、みんな同じ口紅の色で、印象づけていました。

SONY (ソニー) 紺と赤でペアのようです。当時からヘッドセットマイクを使用しているあたりがソニーらしさが出ています。当時のミニコンポって、こんなに大きかったんだな~と実感。当時はこれでも、驚異的に小さくなったといってびっくりしたものだ。ちなみに、一番上は、30cmのアナログレコードプレーヤー。まだ、CDプレーヤー1号機が世の中に出てわずか1年位の頃。まだまだ、CDプレーヤーが一番安くても実売10万円以上もする頃なので、このレコードプレーヤーが一般的であった。結局コンポの大きさはこのレコードプレーヤーを基準に考えざるを得ず、これ以上小さくすることは意味なかったし、今のように、小さいスピーカーで低音を出す技術もまだ未熟であったため、スピーカーもある程度の大きさを必要としたのだ。

DENON (デンオン) こちらは、グリーンの衣裳が爽やか。
さて、皆さん、デンオンではなくて、デノンの間違いでは? とお思いでしょう。実は、この当時は、日本コロムビアという会社がそもそもメーカーなのですが、ハイファイ・オーディオに「デンオン」というブランド名を称していたのです。歴史をたどれば、もともとは、日本電気音響「電音(デンオン)」という会社で、1963年に日本コロムビアに吸収合併されたので、デンオンはそもそもそれが、正規のブランド名なのです。
では、何故、その後「デノン」になったのか。それは、「DENON」がローマ字読みなら「デンオン」だが、海外では、誰もそのように呼んでくれない。そこで、みんなが発音しやすい「デノン」に変わったのが2001年のこと。なので、1988年当時は「デンオン」で良いのです。

KENWOOD (ケンウッド) こちらは、清楚なOLさんをイメージした感じです。こんな女子社員がいたら、毎日が楽しいですね。
さて、ケンウッドは、1986年までは、TRIO(トリオ)という社名とブランドを使っていました。しかし、海外向けには1961年の頃から「ケンウッド」を使っていたため、認知度を高めるために、「ケンウッド」ブランドに統一し、同時に社名まで変更してしまったのだ。

このお姉さんは、当時やっと走り始めたデジタル-アナログコンバーターの説明をしていたお姉さんです。まだまだこの当時は、アナログレコードの方が音がいい、が定説で、いかにデジタルの音をオーバーサンプリングなどでアナログに近づけられるか、技術力を競っていた頃でした。

SONY (ソニー) 女子社員の方とコンパニオンさんです。コンパニオンさんもそれなりのお勉強をしますが、私のかなり突っ込んだ質問には、社員の方が出てきて説明せざるを得なかったようです。でもそこはさすがソニーです。どんな難しい質問にも、的確に答えてくださいました。